ロシア野党の暗殺 スパイ国家 ロシアの闇 核物質で暗殺
目次
どーもharudakeです。
皆さんはロシアを知っていますか?
さすがにほとんどの人が知っていると思いますが、いちよう地図を下に↓
ロシアは世界で一番大きい国です。
ちなみにこの人は知っていますよね?
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
そう ウラジーミル・プーチンです。
元KGB(スパイ)だった人です。
ウクライナ当局の公表した映像
Затримання замовника "вбивства" російського журналіста Аркадія Бабченка
まるでスパイ映画を地で行くような話だ。ウクライナ当局は、バプチェンコ氏の暗殺を巡り金銭が支払われ、その背後にはロシア情報機関がいたとする声明を発表した。ロシア外務省は「プロパガンダ工作」と否定している。
SBUは逮捕者が事件に関わった具体的な証拠を提示してはおらず、現時点で何が事実かを確定的に語ることは難しい。それでもこの事件は、ロシアとウクライナを巡る闇を、改めて浮き彫りにした。
そもそも、なぜロシア人のバプチェンコ氏がウクライナに住んでいたのか。
その理由は、ウクライナとロシアが激しく対立し、戦争まで続けていることにある。
バプチェンコ氏はロシアのプーチン政権を鋭く批判する論陣を張ってきたが、「自らや家族への脅迫」を理由に2017年にロシアを離れた。チェコなどを経て、ウクライナに落ち着いた。
ウクライナ当局にとって、ロシアを批判してきたバプチェンコ氏は、受け入れて保護する価値が、十分にあるはずだった。
しかし、ウクライナはロシアの重圧により、保護ができなかった。
だから、こういうことが起きてしまった。
暗殺に核物質が使われた。!?
暗殺するのでも射殺や薬物よりも恐ろしいのが核物質を使った殺害方法です。
2006年、元FSB中佐のアレクサンドル・リトビンコはロシアからイギリスに亡命しました。そのイギリスで、急に体調不良で入院しました。
病院の検査で核物質の「ポロニウンム210」だということがわかりました。
その後髪の毛が抜けて3週間後に死にました。
リトビネコンはソ連の元KGBのスパイで、ソ連が崩壊した後にKGBの後継という形でFSBで活動をしていました。
その後、リトビネコンは1998年11月に記者会見を行い、ロシアで企業家、活動家をやっているボリス・ベレゾフスキーの暗殺を命じられたことを暴露しました。
その後ロシア当局から」別件で逮捕されるなど、ロシア政府による圧力がかかったため、偽造パスポートを使い、イギリスに政治亡命をします。またイギリスでもロシアの批判などを行なっていました。
「ポロニウム210」はプルトニウムを取り出す原子炉の中で作られるもので、核兵器をゆくる時でしか作れない物質で、通常の犯罪組織では、手に入れられないものです。
つまり、核兵器を作っている国の仕業だということがわかります。
しかしなぜ核物質が使われたのでしょうか、「ポロニウムで死んでしまえば、病気で亡くなったと思わせることができるのでは?」と考えたのだと思う。
もしくはロシアを裏切った人はこうなると、思わせるためだったのかもしれない。
「犯人は?」と思った人もいるのではないでしょうか、
ロンドン警察は優秀なので、容疑者を突き止めました。ロシアに引き渡しを求めましたが、ロシアはそれお拒否しました。そしてその容疑者は、ロシアの議員をしています。
ロシアが関与されたとみられる、暗殺された人まとめ
- 2000年 アナトリー・サブチャク
- 2003年 ユーリ・シチェコチヒン
- 2006年 アンナ・ポリトコフスカヤ
- 2006年 アレクサンドル・リトビネンコ
- 2009年 スタアニスラフ・マルケロフ
- 2009年 ナタリア・エステミロア
- 2013年 ボリス・ベレゾフスキー
- 2015年 ボリス・ネムツォフ
プーチンを政権批判した記者が、、、
2015年2月の深夜、ロシア大統領府が置かれているクレムリンの南を流れるモスクワ川にかかる橋の上で銃殺されました。
殺された人はボリス・ネムツォフという人で、野党の有力指導者として、第一副首相として活躍した人です。
政争で負けてしまい野党になって、プーチン政権を批判する急先鋒となりました。
この出来事をクレムリン付近の監査カメラが捉えていました。
橋の上をボリスと恋人二人で歩いていました。そこに除雪車がきて、その除雪車の影でカメラからは見えないところで銃殺されました。
これに対しプーチン大統領は事件の直後に捜査当局から犯行の可能性として4つを提示する捜査方針が打ち出されました↓
1 国内を不安にさせる勢力
2 イスラム過激派
3 ウクライナ過激派
4 仕事上のトラブル
まず1番は野党指導者が殺されることによりプーチン批判が怒るのを狙ったもので、
2番、はそもそもイスラム過激派がなぜロシアに侵入できたのかわかりません。
そして3番はウクライナ過激派と書いてあるが、ボリス氏はウクライナのために戦っているため関係がないと思われます。
もしかしたら、4番ではないか、ということで捜査が始まりました。
そして五人の人が容疑者で捕まりました。
そのうちの1人が犯人で、その犯人はチェチェン共和国、親プーチン派で、その国の治安部隊の人が容疑者でした。
本当の犯人はその人だが、「黒幕」がいるかもしれない。